放射線とがんとの関係について、まだ解明されていないことも多くあります。 ただ、被ばくすることで、細胞の遺伝子が傷つき、がんのリスクが高くなるとされています。 広島や長崎の原爆被爆者およそ10万人を対象に40年間以上追跡した調査結果によると、被ばくしてから数年で白血病による死者が増えます。 その後は、時間が経つにつれて白血病による死者は減ります。 被ばくからおよそ10年以上たつころには、白血病以外の...
受けた放射線の量によってがんになるリスクは違います。 通常のがんのリスクを1とした場合、1回だけ急性被ばく線量1000mSvから2000mSvだと、がんのリスクは1.8倍になります。 受ける放射線の量とがんのリスクは比例関係にあるため、受ける放射線の量が少なければ、がんのリスクも低くなります。 では、次のような放射線の受け方をしたときの影響を紹介します。 ●100mSv以下の場合 被ばくした放射線...
若い人ほど、放射線の影響を受けやすいです。 特に胎児には、大きな影響があることがわかっています。 そのため、妊婦や小さな子供は注意しなければなりません。 チェルノブイリ原子力発電所における事故によって、放射性物質が多く含まれた牛乳を飲んで、放射性ヨウ素が甲状腺に取り込まれてしまい、子供たちの甲状腺がんのリスクが高まったことはわかっています。 日本では、放射性物質の基準値を超えた食品が流通されないよ...